2008年12月03日
真心の挨拶
真心の挨拶
Bさんは、「おはようございます」「今日も一日よろしくお願いします」と夫婦の明るい挨拶を交わし、爽やかな一日のスタートを送っています。
しかし半年前までは、妻から朝の挨拶をされても、蚊の泣くような声で「おはよう」と応えていました。
妻に誘われて倫理研究所・家庭倫理の会が主催する「おはよう倫理塾」に初めて参加した時のことです。Bさんは、挨拶に関する次のような話を聞きました。
「こちらが丁寧に挨拶をすれば相手も丁重になり、無愛想にすれば相手もぶっきらぼうな返事をします。ですから、先手で明るくすることが、挨拶のポイントです。挨拶がきちんとできない人は、いい加減な生活をしている人が多いのです」
今までを振り返り、曖昧【あいまい】な挨拶に気づいたBさんは、もう一歩進めて、相手の名前を呼びながら「真心」の挨拶を心がけることにしました。
すると生活にケジメが付き、引き締まった日々を送れるようになったのです。Bさんは今日も「真心」の挨拶で一日のスタートに弾【はず】みをつけています。
今日の心がけ●挨拶でスタートの弾みをつけましょう
2008年12月02日
ある日の感謝の心

ある日の感謝の心
Mさんが仕事を終え、最寄り駅に向かっていたところ、急に土砂降りの雨が降り出しました。
あいにく傘を持っておらず、なんとか駅にたどり着いたMさんは、ハンカチで、濡れた服を拭きました。瞬く間に湿ったハンカチを手にしていると、隣に立っていた女性から「使い古しのタオルですが、よろしかったらどうぞ使ってください」と声をかけられたのです。
初めは恐縮していたMさんですが、何度も「どうぞ、お返しいただかなくて結構ですから」と勧められ、ありがたく使わせてもらいました。しかし、そのタオルをよく見ると、使い古しどころかまだ値札の付いている新品でした。
丁重にお礼をしようと思った時には、女性はその場にはいませんでした。Mさんは、思いやりのある女性の行為に、その場で心から感謝しました。
困っている人が目の前にいたら、その時にどのような手を差しのべればいいのかを瞬時に判断し、行動することができるようにしたいものです。
今日の心がけ●周りの人への思いやりを持ちましょう
2008年12月01日
朝起き

朝起き
A君は、会社でやり残した仕事を家に持ち帰ったり、テレビを見たり、読書をしたりなどで、つい夜更かしをしてしまいます。もともと朝起きるのが苦手な上に、寒くなってきたため、暖かい布団から離れられず、遅刻が増えていきました。
そんな様子を見ていた先輩のKさんが、次のようなアドバイスをしてくれました。「夜は、時間があると思ってダラダラしがちなので、まず寝ると決めた時間に必ず寝床に入ること。そして目が覚めたら、間髪入れずにすぐ起きるといい」
Kさんより、「朝にチャンネルを合わせると、仕事を追いかけられるようになるよ」と言われたA君は、まず、決めた就寝【しゅうしん】時間を守るようにしました。
早寝早起きを心がけるようになったA君は、やむを得ず早寝ができない時でも、朝はきっぱりと起きられるようになりました。体調もよくなり、仕事の能率も上がり、何事にも積極的な心が湧【わ】いてきたのです。
毎日、〈目が覚めたらすぐ起きる〉という一日一回の実践の積み重ねによって、決断力も高まったのでした。
今日の心がけ●目が覚めたらサッと起きましょう
2008年11月30日
連携

連携
M子さんが観光バスを利用したときのことです。バス三台で走行中、先頭車両にいた彼女はふと気がつきました。
運転手が無線を使って随時、後続車に道路状況の確認や対向車の有無、注意すべき事項などを連絡しているのです。
山道にさしかかり狸に遭遇したときには、車をいったんストップさせ「狸を横断させるために停止させました。恐れ入りますが少々お待ちください」とアナウンス。動物に対しても乗客に対しても配慮するところなどは見事なものでした。
そのような配慮深く優しさあふれる運転手の姿勢に、M子さんは今までにない安らぎを覚え、心が温かくなるのを感じました。
これほど見事なチームワークと配慮の行き届いた運転手は初めてでした。M子さんは大変満足し、その後、このバス会社のリピーターとなったのでした。
心のこもった仕事ぶりは、お客様の心を動かします。「つながり」を意識した言動を心がけたいものです。
今日の心がけ●連携と配慮を心がけましょう
2008年11月29日
立場と言葉

立場と言葉
きれいな言葉遣いは、自分の印象をアップさせることにつながります。
あるアンケートによると、八割以上のOLが「言葉遣いがきれいだと、多少なりともモテることにつながる」と答えました。
しかし「適切な言葉遣いをしている自信が有るか無いか」との問いには、六割以上が「自信がない」と答えています。言葉遣いに対して関心はあるものの、多くの人が自分の発する言葉に不安を持っているようです。
日本語には尊敬語や謙譲語などがあり、世界の中でも最も複雑な言語の一つですが、恥ずかしくない言葉遣いのポイントは、自分自身の立場をわきまえた上で、相手のことをも考慮しつつ言葉を選ぶことです。
私たちはつい、自分の都合だけで話しをしてしまうことがあります。「自分はどういった立場にあるのか」「相手は今どんな状況にあるのか」などを気遣い、話す前にひと呼吸置いてみることも大切です。
言葉を口に出すときには、心に余裕を忘れないようにしたいものです。
今日の心がけ●自分の立場を考えて話しましょう
2008年11月28日
突然の出来事

突然の出来事
建設現場で働いているNさん。普段から使用する道具には、心を込めて手入れをし、感謝をしてから作業をします。このようにNさんが道具を大切に扱うのには訳があります。それは以前、作業中に怪我をしたことがあったからです。
現場での作業中、普段から使用している機械が突然不調になりました。代わりの機械もなく、修理もできないため、そのまま使用するしかありませんでした。
作業がはかどらず、力任せに機械を使用し続けているとますます調子が悪くなり、イライラがピークに達しました。その時、機械が突然予想もしない方向に動き出し、それを押さえようとした左手に突起部が刺さり、傷を負ってしまったのです。そして、機械はそれっきりピクリとも動かなくなりました。
Nさんは、〈毎日行なっている作業だ〉という慢心や、油断のほか、道具に感謝をしていなかったと振り返ります。
それ以来Nさんは道具に感謝し、心を込めて手入れをするようになったのです。
物の手入れは心の手入れです。皆さんは普段から道具に感謝をしていますか?
今日の心がけ●道具を大切にしましょう
2008年11月27日
大才

大才
仕事をするとき、目的がわからず面白みを感じない人もいれば、何のためにこの仕事が必要なのかを理解し、とても意欲的に取り組んでいる人もいます。
世の中には「『小才』『中才』『大才』の人物がおり、その差は気づきにある」と言います。
お客様からの苦情が来て、初めて気づくタイプが「小才」です。相手の立場で物事が考えられないので、最初から何も気づきません。
「中才」は、トラブルやクレームがあった際にはピンとくるのですが、それらを人のせいにしがちで、トラブル等をその後に活かすことができません。
そして、お客様からの苦情があった場合、〈これは私に何かを教えてくれているのかもしれないな〉と自ら気づく人こそが「大才」だといいます。
自己中心の狭い見方から、相手の立場に立った広い見方に変えると、お客様が求めているものがより明確となってきます。
何事にも意欲的に取り組めるよう、気づきの質を高めていきましょう。
今日の心がけ●広い視野で物事を考えましょう
2008年11月26日
踏み行くべき道

踏み行くべき道
食品の産地偽装、高級料亭の食べ残しの使い回し、不正会計など、各種の不祥事が後を絶ちません。
この種の問題が発覚するたびに、〈法令順守の精神や社会規範を守るという意識は、どこに行ってしまったのだろう〉と思う人は多いことでしょう。
かつての日本人は、人に迷惑をかけない生き方や人から後ろ指をさされない生き方を心がけ、偽【いつわ】りのない正直な道を尊【とうと】んできたはずです。
昔から「道理に適【かな】う」という言葉があります。人間の踏み行くべき道を「道理」という言葉で表わすならば、ものの道理を的確に見定められるだけの見識を持つことが、自己をよりよく生かすということになるのです。
「誰かに見られているから真面目でいる」ではなく、「見られていなくとも、恥じることがない生き方を選ぼう」という気構えが大切です。
すべての行動には「目」が付いて回ります。「天知る、地知る、我知る」の意識を持って、節度ある生活を送っていきたいものです。
今日の心がけ●世に恥じない生き方をしましょう
2008年11月25日
停電

停電
M氏が観光先のホテルに宿泊していたときのこと。夕方近くになって雪行きが怪しくなり、ホテルに到着したころには空は真っ黒な雲に覆われていました。
M氏が部屋に入って間もなく強い雨が降り始め、稲妻が頭上で光り、雷鳴【らいめい】が地に轟【とどろ】いたその瞬間、停電になったのです。真っ暗になったのと同時に、部屋のエアコンは止まってしまいました。
すぐにホテル側からの連絡があるものと待ちましたが、一向にその気配がありません。部屋の温度はグングン上昇し、M氏は暑さと対応の悪さに苛立ちを覚え始めました。
ノックの音がして出てみると、従業員が汗だくで立ち、「ご迷惑をおかけしております。復旧まで今暫【しばら】くかかりますが、ご容赦ください」と言ったのです。
従業員の懸命な姿にM氏の憤りは消えました。逆に、エレベータも使えない中、氏のいる二十階まで駆け上がってきてくれたことに、ただただ感謝しました。
トラブル発生の際は、でき得る限りの最善を尽くす姿が「信頼」を呼ぶのです。
今日の心がけ●最善の対応をしましょう
2008年11月24日
武者修行

武者修行
今年夏の北京オリンピックでは、各国のアスリートたちが多くの感動を私たちに与えてくれました。
しかし、メダル獲得が期待された日本柔道男子は、わずか2個を得たのみという過去最低の結果に終わりました。日本のお家芸【いえげい】とされてきた「柔道」に立ちはだかったのは、ヨーロッパを中心に広がる「JUDO【ジェイユーディーオー】」でした。
これは、組み合わずに直接足を狙うタックルや、相手に反則ポイントが与えられるように仕掛けを重視する柔道です。そうした中で、柔道100キロ超級の代表として出場した石井慧【いしいさとし】選手は、見事に金メダルを獲得しました。
石井選手は、日本伝統の「一本を取りにいく柔道」にこだわらず、「環境は変わっていくもの。その変化に柔らかく順応できる者が勝つ」と考え、ヨーロッパへの武者修行で「JUDO」を学び、見事プレッシャーをはねのけました。
環境や状況に変化はつきものです。今を直視し、芯となるものは忘れずに、変化に対応しつつ、日頃の業務に取り組んでいきましょう。
今日の心がけ●順応性を養いましょう
2008年11月23日
即対応

即対応
Tさんが茨城県内に出張したときのことです。宿泊先のホテルの一室で会議中のとき、突然地震が起きました。しかし、会議に参加していた多くは地元の人たちで、頻繁に起きる地震に慣れていたようです。
数分後、その会議室にホテルのスタッフが「今、地震がありましたが、皆様大丈夫だったでしょうか。宿泊されているT様はいらっしゃいますか」と尋ねてきたのです。Tさんは「私です」と答えたところ、「ただ今、地震が起きましたので、ご無事を確認したくうかがいました」ということでした。
いつ起きるかわからないのが、地震や台風などの自然災害です。とっさの時、即対応のできるホテルの体制に、Tさんは感激しました。と同時に「もし、自分だったらどのように対処できるだろうか」と疑問を持ちました。
職場においても、緊急事態が起きた際の対処の仕方は、普段から訓練として行なわれていることでしょう。災害時に自分がどのような行動をとるかは、日頃からイメージとして持つようにしたいものです。
今日の心がけ●災害に対応できる行動を意識しましょう
2008年11月22日
清掃で気分一新

清掃で気分一新
ある日、「メリハリに欠ける生活を送っているなぁ」と自身を振り返ったE氏は、「予定のない日は一時間かけて部屋を清掃する」ことを思い立ちました。
ある程度片付いていると思っていた自室でしたが、雑巾がけをするとすぐに真っ黒になります。部屋の床すべての雑巾がけが終わるまでに、10回以上濯【すす】ぐことになりました。ほうきで掃けば掃くほど、埃【ほこり】や髪の毛、糸くずが出てきました。
三ヵ月が経過すると、濯ぐ回数、掃く回数が半分以下になっていました。同じ時間内で更に次の部屋、その隣の部屋にまで清掃の範囲が拡がっていきました。
半年後には、当初は一ヵ月でボロボロになっていた雑巾が、以前よりも長持ちしていることに気がつきました。
その後、E氏は仕事前にも実践するようになりました。始業前の十分間、デスク周辺の整理整頓をして、気分を一新してから仕事をスタートさせています。
清掃には、実践に取り組む人の心を洗い清める効果があります。マンネリ化したときは、環境を変える好機です。まずは清掃から実践しましょう。
今日の心がけ●清掃や整理整頓で気分を一新しましょう
2008年11月21日
体重減への取り組み

体重減への取り組み
H社で健康診断を行なった日のことです。
標準体重を超えていた18人は、話し合って目標を定めました。身長を基に計測される標準体重を、一年後に全員でクリアすると決意宣言したのでした。
スタート時の体重と目標体重との差が少ない人で2キロ、多い人で12キロありました。お互いに声をかけ、進捗状況を確認して励まし合いました。
なかなか体重減が進まないメンバーもいましたが、仲間の激励に奮起【ふんき】して、モチベーションを保ちました。昼休みには連れ立って、会社周辺を歩きました。そして迎えた一年後の健康診断。見事、18人全員で目標を達成したのです。
一番苦戦したメンバーは、ガッツポーズで測定を終えました。見守っていたメンバーは、拍手と握手でお互いの健闘を讃【たた】え合ったのでした。18人は俊敏【しゅんびん】に動ける体のみならず、連帯感の高まりを得たのです。
厳しい目標ほど達成の喜びは大きく、それに伴って連帯感が育ちます。設定した目標は、何が何でも達成しましょう。皆で喜びを味わうために。
今日の心がけ●目標を達成して連帯感を育てましょう
2008年11月20日
親しみが持てるまで

親しみが持てるまで
警視庁には、手配写真だけを手がかりに、繁華街の雑踏【ざっとう】に潜【ひそ】む容疑者を見つけ出す「見当【みあ】たり捜査」のプロがいます。
捜査員たちは約500人の容疑者の顔を記憶し、街角で一瞬にして容疑者を見分けます。いったい「顔」を覚えるコツとは、どのようなものなのでしょうか。
ある捜査員は、毎日寝る前と出勤前に、顔写真に目を通し、「写真の相手に親しみを持つまで見る。中学の同級生のような感覚にする」といいます。
「憎むべき犯人に親しみを持つ」とは意外ですが、私たちも、人の多い雑踏の中であっても、不思議と家族や親しい友人を見つけられることがあります。顔を脳裏に刻むには、「親しみを持つ」のは有用なことなのかもしれません。
捜査員たちは、憎むべき犯人の写真を見て、親しみという感覚を得ました。私たち職場人にも、ソリの合わない人間は周囲にいるものです。そのような人たちの良いところを見つけ出す努力が、「写真に見入る」という行為といえるでしょう。
個々人の親しみ度は、職場全体の力に通じます。触れ合いを力としましょう。
今日の心がけ●親しみが持てる間柄になりましょう
2008年11月19日
心からの笑顔

心からの笑顔
アートディレクターの水谷孝次【みずたにこうじ】氏は、10年前から世界各国の約3万人にのぼる子供たちの笑顔を撮り続けています。
以前は大手企業の広告ポスターを手がける、売れっ子のグラフィックデザイナーでしたが、作られた笑顔で広告を製作することに虚【むな】しさを感じていました。
本物の笑顔を求めて、笑う人の心の動きを記録するためシャッターを切る水谷氏。子供たちには「自分にとってMERRY(幸福や夢、楽しい時など)とは何か」という質問に答えてもらい、写真に添付しています。
貧しい地域では、家族の健康や天候のことなど、身の回りに関する回答が多く、日本では職業や遊びについての回答が多くあります。厳しい環境の子供の笑顔は美しく、容易に撮影できますが、日本の子供たちの撮影は難しいそうです。
生きることに一所懸命なときには、心からの笑顔があります。私たちも働くことに一所懸命なときにこそ、生きがいを持って仕事に打ち込めるはずです。
過度な余裕や慣れを取り去り、必死になって物事に取り組む場を持ちましょう。
今日の心がけ●生きることに情熱を込めましょう
2008年11月18日
察し上手は頼み上手

察し上手は頼み上手
人にものを頼むとき、皆さんはどのようなタイプでしょう?
一度頼んだらそれっきりの「あっさりタイプ」でしょうか。事前に何度でも確認を繰り返す「慎重タイプ」でしょうか。頼んだことさえ忘れてしまうのは論外ですが、しつこく確認し過ぎるのも問題です。
依頼する際に大切なのは、相手が現在どのようなレベルの仕事を抱えているのか、どの程度の忙しさの中にいるのか等を、客観的に察することでしょう。
「何を、いつまでに対処してほしいのか」を明らかにするのが最大のポイントですが、さらに相手の都合、手順の確認、重複する業務との優先付けを確認します。
頼まれる側としても、状況を尋ねてもらうことで、自身の現状を確認できるメリットもあります。
相手を取り巻く空気を読めるのが「頼み上手」です。双方のコミュニケーションの中から、よりよい仕事を創り出していきたいものです。
今日の心がけ●頼み上手を目指しましょう
2008年11月17日
充実感

充実感
「○月○日、町内の一斉清掃を実施します」という回覧板が回ってくると、Nさんはいつも気が重くなります。清掃活動に参加すると、肩が張ったり足腰が痛んだりしていたからです。
ある夜、会社の先輩たちと一杯飲んでいると、「何をやるにも、結局は喜んでやることが大事だよね。喜んでやっていると、不思議と疲れたりしないものね。じつは昨日さぁ・・・」と、先輩の一人が自分の体験を話し始めたのです。
Nさんはハッと胸を突かれる思いがしました。〈そうだ。これまでの自分は、何事も喜んでやろうという気持ちが全然なかったな〉と振り返ったのです。
さっそく、町内清掃の回覧板が来たとき、ここぞとばかりに気持ちを切り替え、積極的な意気込みで清掃活動に参加してみたのです。
すると先輩が言った通り、ほとんど疲れを感じません。それどころか、心地よい汗を流すことができて、なんともいえない充実感を味わえました。近隣の人たちとのコミュニケーションも生まれ、Nさんは新たな宝物を得た気分でした。
今日の心がけ●喜んで進んで取り組みましょう
2008年11月16日
家族の日

家族の日
内閣府は、平成19年度より、毎年11月の第三日曜日を「家族の日」、その前後各一週間を「家族の週間」と定めています。今日11月16日は「家族の日」です。
本来ならば、「家族の日」や「家族の週間」などを改めて設けなくとも、家族という存在は自然と気持ちが通い合える関係であるはずでした。
しかし昨今では、家族同士で傷つけ合うような悲惨なニュースが、世間を動揺させている状況です。
「家族観」をテーマにした新聞社の年間連続調査では、自らの家族について「絆【きずな】やまとまりを大切にしたい」と思う人が98%も占めています。
誰しも家族に対する思いはあるようですが、仕事や付き合いの多さが原因で、現実には家族との時間を取ることさえも不可能な人も多いようです。
目に見えない部分で支えとなってくれる家族に、今日は感謝の思いを伝えてみませんか。
今日の心がけ●家族とのコミュニケーションを大切にしましょう
2008年11月15日
七五三

七五三
子供の成長を祝う風習は、古くからどんな時代にもありましたが、現在の「七五三」のような形になったのは江戸時代からと言われています。
当時は生まれて七日目頃には頭の毛を剃【そ】り、幼い子供は男女とも坊主頭で過ごしました。そして無事に三歳を迎えると「髪置【かみおき】」という儀式をおこなって頭髪を伸ばし始めました。
次に、男の子は五歳になると初めて袴をはく「袴着【はかまぎ】」の儀式をしました。
女の子は、七歳になると、それまで着ていた紐付きの着物に代えて、大人と同じく紐の付いていない着物に帯を締める「帯解【おびとき】」の儀式をして祝いました。
こうした行事が、江戸時代になって11月15日にまとめて祝われるようになり、明治になると「七五三」と呼ばれるようになりました。
「七五三」に付き物の「千歳飴」は、長寿を願って江戸時代に細く長く作られたもので、親戚やご近所に配り、みんなで子供の成長を祝いました。
少子高齢化が進む今、子供はますます国の宝になっています。
今日の心がけ●子育て中の仲間を応援しましょう
2008年11月14日
響きの差
響きの差
社員教育などの講師を務める、企業コンサルタントのTさん。ある日、おもしろい場面に出合いました。早朝7時から1時間にわたり、50人ほどの社員を対象にした「活力ある朝礼の推進」という講義を担当したときのことです。
開始10分ほど前に講師席に着き、講義で使用する資料に目を通していました。研修室の出入り口は一ヵ所のみ。次々と入室してくる社員が、すでに着席している社員に向かって、「おはようございます」と挨拶をしています。
このときTさんは、あることに気がつきました。挨拶を返す着席組の声の響きが、そのつど微妙に違うのです。皆の声が元気よく揃うとき、輪唱のようにタイミングがずれるとき、パラパラとしか返らないときなど、じつに様々です。
それらはすべて、入室する社員の声の響きの差に呼応していたのでした。あらためて、明るく元気な挨拶の大切さを確認したTさんでした。
「私のこのひと声で相手の心を弾ませよう」という積極的な気持ちで、日々の挨拶に磨きをかけていきたいものです。
今日の心がけ●弾むような挨拶をしましょう




