2008年08月27日
遅い出発

遅い出発
江戸時代後期の人・伊能忠敬【いのうただたか】は、伊能家の婿養子として酒造の家業を繁栄に導き、49歳で隠居。その後、幕府天文方の高橋至時【たかはしよしとき】に弟子入りしました。
猛烈に勉強し、55歳の時には「後世の参考ともなるべき地図を作りたい」との手紙を幕府に送って、東日本全体の測量を許可されました。
そのあまりに精密な地図に息を呑んだ幕府は、西日本の測量を幕命による国家事業へと昇格させ、忠敬は六十歳で再び江戸を出発したのです。
仕事は過酷を極め、三年の予定が延びに延びて、十年後に測量を終えました。歩いた距離は四万キロ。忠敬は1818年に73歳で亡くなりました。
弟子が3年後に全図を完成。江戸城大広間にて、日本で最初となる実測地図「大日本沿海與地全図【だいにっぽんえんよちぜんず】」を広げ、幕府の重鎮たちを驚嘆【きょうたん】させました。
「生涯学習」に身を投じ、「生涯現役」にこだわったのが忠敬です。学び続けることは、自分が生きている証にもなります。私たちも仕事において、日々の生活において、自分を高められる学びを見いだし、生活に潤【うるお】いを得たいものです。
今日の心がけ●学ぶことを生きがいとしましょう
Posted by 広報委員長 at 03:36│Comments(0)
│職場の教養




