2008年04月30日

飽食の時代



飽食の時代

 昭和20年暮、元ハワイ州知事のジョージ・アリヨシ氏が、占領軍の若い将校だった時のことです。

 東京・有楽町の街角で、寒風の中、靴磨きの少年が丁寧に磨いてくれたので、お礼にパンをプレゼントすると、少年はパンを食べずに袋にしまいました。訊ねると、7歳の少年には3歳の妹が家にいるとのことです。

 空腹であるにもかかわらず、妹に与えようとするその姿に感動したアリヨシ氏は、<日本人の精神は滅んでいない。日本は必ず蘇【よみがえ】る>と確信したそうです。

 翻【ひるがえ】って今の日本人はどうでしょう。飽食時代にあって、物があるありがたさをすっかり忘れています。倫理研究所一行が中国のクブチ砂漠で地元の小学生たちと植林をした際、やはり昼食のカレーやバナナに手を付けず、親や兄弟に持って帰ろうとする子供たちがいました。

 豊かさとは何でしょうか。物の有り難みとは何でしょうか。あらためて考え直してみたいものです。



今日の心がけ●物の有り難さを見つめ直しましょう
  

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2008年04月29日

忙しい時ほど

忙しい時ほど

 仕事を続けていく中では、多忙を理由に家族間のコミュニケーションを疎【おろそ】かにしてしまうケースもあるようです。

 内閣府が行なった意識調査によると、家族間で大切にしていることとして約6割の人が「家で一緒に食事をする」を挙げ、また今後大切にしていきたいこととしては「親の面倒をみる」がトップという結果が出ました。

 一方で、家族間の会話については1割強が「あまりしていない」と答え、「仕事が忙しく一緒にいる時間が少ないから」などを理由として挙げています。

 仕事に集中したい時に、同時に家族とのコミュニケーションを深めるのは、なかなか難しいことかもしれません。しかし多忙だからこそ、意識して家族との心の交流を図ることが、閉塞的になりがちな自らの心を解放するよいきっかけになることもあります。

 常に平常心で仕事に取り組むためにも、日頃から家庭と仕事のバランスを保ちながら日常生活を続けていきたいものです。



今日の心がけ●家族とのコミュニケーションを大切にしましょう
  

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2008年04月28日

報告しましたけど



報告しましたけど

 Tさんが上司宛ての電話を受けた時のことです。あいにく上司が不在だったため、相手の用件を聞き、折り返し電話する旨を伝えて電話を切りました。

 上司が戻るとすぐに、Tさんは電話の用件を口頭で伝えましたが、上司は生返事をして、また別の用件であわただしく席を外してしまいました。

 夕方になって再度同じ相手から電話があり、今度は上司が受けましたが、相手は急ぎの用件に対して長く待たされたことに、ひどく立腹している様子です。電話を終えた上司は「なぜきちんと報告しなかったのか」、Tさんを叱責しました。

 <報告しましたけど・・・>と口に出しかけて、ハッとしたTさん。実は電話を受けたあと、<;メモを残したほうがいいかな>と思いながらも、忙しさにまぎれてメモを残さず、口頭のみの報告をしてしまい、結果として伝わらなかったのでした。

 「言った、言わない」のトラブルは、証拠がないだけに水掛け論に終始し、お互いに嫌な気分になるばかりか、職場の士気をも低下させてしまいます。

 以来、Tさんは伝言メモを活用して、報告・連絡のミスを防いでいます。



今日の心がけ●大事なことはメモを残しましょう
  

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2008年04月27日

笑顔のケーキ



笑顔のケーキ

 日本最大級の洋菓子職人大会「ジャパン・ケーキショー東京」の「デコレーションケーキ・マジパン仕上げ部門」で、塚本智子【つかもとともこ】さんが最高賞を受賞しました。

 マジパンとは、アーモンドの粉に砂糖を加え、ペースト状にしたもの。着色もでき、粘土のようにさまざまな細工ができます。

 受賞した作品は、クリスマスでの家族が表現され、笑顔の子供が印象的でした。その作品ができるまでの道のりは、県予選を通過してから、毎日閉店後三時間の作業に没頭し、休日も返上して、一ヵ月間かけて作品を完成させたのです。

 「人形の細工が苦手だったけれども、あえて挑戦した」と塚本さん。さらに「人形の表情がイキイキするよう力を入れ、何度も作り直した」と語っています。

 洋菓子作りは完成品の華やかさとは裏腹に、何十キロもある材料運びや深夜に及ぶ作業を行ないます。それでも塚本さんは、できあがったお菓子を「かわいい、きれい」と言ってくれるお客様の一言に励まされ、ケーキ作りに勤【いそ】しんでいます。

お客様の笑顔を心に思い浮かべ、仕事を深めていきたいものです。


今日の心がけ●仕事を通してまごころを磨きましょう
  

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2008年04月26日

私の法則



私の法則

 「仕事を楽しくするのは自分」「秘密はなるべく早く忘れる」「認められるには人の倍働く」などを、帝国ホテル客室課マネージャー小池幸子【こいけさちこ】さんは「私の法則」として46年間守り続け、定年後の今も特別社員として働いています。

 小池さんは一年間に延べ1500人のお客様と接します。「相手の求めを察し、常に先回りして動く」ことをモットーとし、「あなたがいるからこのホテルに来るのよ」「話を聞いてもらうだけで救われます」と言って訪れる小池ファンは跡を絶たないそうです。

 一日の三分の一の時間を職場に費やす私たちが、そこで楽しく働きまた周囲の人たちからも慕われるようになるのは、なかなか難しいことかもしれません。それだけに小池さんの「法則」は、長年の経験の中から生まれた重みのある言葉に違いありません。

 豊かな人生を送るために、私たちも日々の職場生活の中から楽しみを見いだし自分なりの法則を掴【つか】みたいものです。



今日の心がけ●楽しく働く工夫をしましょう
  

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2008年04月25日

信頼の回復



信頼の回復

 A氏が出張先のホテルでチェックインを終え、エレベーターに乗ろうとした時のこと。突然、非常ベルが鳴り、エレベーターがストップしました。

 誤作動によるものとの説明があり、5分ほどロビーで待っただけでしたが、部屋に着くと「先ほどは申し訳ありませんでした」とお詫びの電話がありました。

 チェックアウトの際にも「昨日はご迷惑をおかけしました。これは気持ちばかりですが」と粗品を渡されたのです。お客様を大切にする丁寧な姿勢に、氏は心を打たれ、友人にもこのホテルを使うよう勧めたのです。

 いくら注意をしていても、トラブルが起きる場合があります。トラブルや失敗をした際に最も重要なことは、どう対応し、処理するかでしょう。お客様に迷惑をかけたら「すぐにお詫びをする」「原因を突き止めて明確な説明をする」など、お客様の立場を考え、安心感を与えることです。それが信頼につながります。

 「苦難は幸福の門」といいます。トラブルや失敗を謙虚に捉え、「成功の糧」としてプラスに転じるよう、工夫をしていきましょう。



今日の心がけ●トラブルには迅速に対応しましょう
  

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2008年04月24日

笑顔の効用



笑顔の効用

 仕事でミスをしたときに、どうしたら明るく前向きになれるでしょうか。

 Kさんは、よく仕事でミスをします。そして上司に叱られるのですが、いつまでもくよくよしません。ミスの原因を謙虚に反省したあとは、もう次の仕事に集中しているのです。

 Kさんは人柄のよさから、職場の誰からも好かれています。人の陰口や悪口はいっさい言わず、同僚の長所を見いだしてよく褒めます。そして何より素晴らしいのは、いつも笑顔を絶やさないことです。

 鎌倉時代の仏教説和集『沙石集』に、「握られた拳、笑む顔にあたらず」という言葉があります。「笑っている顔を拳で殴る人はいないものだ」という意味です。拳は相手と対立する怒りの感情です。笑顔は相手を受け入れるという表れです。

 職場の空気を和やかにするKさんのような人物があなたの職場にはいますか。もしいなければ、まず自分から笑顔をつくりましょう。あなたの笑顔は、暗い職場を明るく照らす太陽となるでしょう。



今日の心がけ●笑顔をつくりましょう
  

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2008年04月23日

降りまーす



降りまーす

 首都圏西部を走る京王電鉄では、1998年度から「京王マナー川柳/ポスターシリーズ」を始め、車内マナー促進活動に取り組んでいます。毎年テーマを掲げ、乗客などからも「マナー川柳」を広く募集しています。

 「PKか? ドアの前には 人の壁」。この作品は「乗客の迷惑」をテーマとした、第34回の最優秀作品です。このポスターを目にしたBさんは、我が意を得たりとばかり、思わず「そうだ!」と言っていました。

 Bさんは通勤電車の乗り降りの際、乗降口をふさぐ乗客に対して、毎朝のように腹を立てていたからです。しかもある程度年齢を重ね、職場では管理職の立場にあるような風情の人が、乗降口で頑固に頑張っているのです。

 「でも、ちょっと待てよ」とBさん。自分自身も腹を立てながら強引に出口へ向かうだけで、降りるという意思表示を明確にしなかったことに気づきました。

 彼はその後、努めて明るく大きな声で、「降りまーす」と言うよう心がけています。今朝も「降りまーす」というBさんの声が、車内に響きます。



今日の心がけ●声をかけ合いましょう
  

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2008年04月22日

人となるには



人となるには

 中国の明代末期に生きた洪自誠【こうじせい】は、その著『菜根譚』【さいこんたん】の中で、「友と交わるには、すべからく三分の侠気【きょうき】を帯【お】ぶべし」と述べ、続けて「人となるには、一点の素心【そしん】を存するを要す」と記しています。

 「侠気」とは、利害打算を超えて行動する心意気のことであり、昔から弱さを助け強きをくじく任侠道【にんきょうどう】の原点ともされてきました。「三分」とは、ほどほどのバランス感覚でということでしょうか。友を助けるのは良いのですが、押しつけになってもいけないということです。

 「素心」とは、何の偏見を持たず素直に物事を受け入れる純真な心で、真の人となるために大切な要素であり、それが侠気の元でもあるでしょう。

 私たちの社会は、基本的に「ギブアンドテイク」によって成り立っていますが、すべて損得勘定で働くというのも、それは寂しいものです。

 困っている人がいても見て見ぬふりをする人が増えていると言われる現代ですが、大いに侠気の精神を発揮して、ギブの精神に徹していきたいものです。



今日の心がけ●積極的に人を助けましょう
  

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2008年04月21日

拒絶反応



拒絶反応

 Fさんは、老人介護施設で働く介護ヘルパーです。担当するフロアーには40人の入居者がいます。その中に、どうしても馴染んでくれないCさんがいました。

 態度が傲慢【ごうまん】で、その冷たい目は介護する自分を嫌っているとしか思えません。Cさんに対する嫌悪感【けんおかん】は日に日に増し、気疲れがピークに達したある日の夜中のこと。急に胃が痛み出し、激しく嘔吐してしまいました。なんと八時間も前に食べたものが全く消化されず、胃液とともにそのまま出てきたのです。

 Fさんは、苦しみの中で「私があの患者さんを受け容れないから、食べ物を胃が受け容れてくれないのだ」と直感したそうです。そこで「自分が変わるしかない」と思いたち、翌朝からCさんの美点探しに取り組み始めました。

 良い点を一から順に書いていくうち、11番目に「いい人である」と書きました。自分でも驚きましたが、その瞬間に嫌悪感が消えてしまったといいます。

 人間関係は相手を受け入れることから始まります。その人の美点を積極的に見ていきましょう。


今日の心がけ●人の長所を発見しましょう
  

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2008年04月20日

我先に



我先に

 久しぶりの帰省に高速道路を利用したYさん。心臓が縮む思いをしました。

 明らかに速度超過で追い越し車線を走り抜けていく車、頻繁【ひんぱん】に車線を変更して追い越していく車、ウインカーも出さずに目の前に割り込んでくる車などが大手を振って走っていて、そのマナーの悪さには驚きの連続でした。

 「こんな乱暴な運転だらけで、事故でもなければ良いけど・・・」と思ったのも束の間、しばらくすると電光掲示板には「事故車線規制」や「事故通行止め」と次々に表示されていきました。

 事故の現場を通り過ぎるまでの大渋滞にイライラし、ルートを変更せざるを得なかったYさん。せめて自分だけはと気持ちを引き締めて、ハンドルを握りなおしました。

 「自分さえよければ」という勝手な考えで、周りの人たちに迷惑をかける行為は人としていかがなものでしょう。自分自身の行動が独りよがりになっていないかを再点検し、社会人として恥ずかしくない行動に留意したいものです。


今日の心がけ●恥ずかしくない行動をとりましょう
  

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2008年04月19日

言葉は魔術



言葉は魔術

 日本では昔から、言葉には「言霊」【ことだま】が宿っていると思われてきました。現代においても「言葉というものは魔術を忍ばせている」と言う人がいます。

 放送原稿の朗読で高い評価を得てきた、元NHKアナウンサーの加賀美幸子【かがみさちこ】さんもその一人です。 

 働く女性にとって家庭と仕事の両立は大きな問題ですが、彼女は「気持ちは仕事も家庭も100%」と言い続けてきたそうです。現実に子育てや仕事で苦労することがあると、その苦労しているときが100%の状態と捉えてきたのです。

 「大変だ大変だと口に出して言っていると、本当に大変な状態になってしまう。大変なのは当たり前と言っていると、不思議とそれが当たり前に思えて辛くなくなる」と言うのです。

 心に優しく染みる独特の語り口には大勢のファンを持つ加賀美さんですが、それも一朝一夕にして得たものではありません。明るい言葉の持つ「魔術」に励まされて得たものなのです。


今日の心がけ●明るい言葉を使いましょう
  

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2008年04月18日

騎士道



騎士道

 名刺交換や席の座り方など、常識的なビジネスマナーはよく知られています。しかし、日本人の男性が苦手とするのが「レディーファースト」です。

 オフィスビルのエレベーターで、我先にと争うように降りていくサラリーマンや、重い扉を女性に開けさせている男性などを見かけますが、あまり美しい光景とはいえません。

 そもそも「レディーファースト」は、弱い立場の人を守るという騎士道精神から生れました。相手のために何をしてあげられるかを考えて行動することが、騎士道の基本だということです。

 お客様や取引き先が何を求めているかを常に模索するのがビジネスマンならば、その気持ちさえあればレディーファーストも自然と身につくでしょう。

 マナーは互いが不愉快な思いをしないよう習慣的に決められた行儀作法です。過剰に意識する必要はありませんが、「お先にどうぞ」と気軽に先を譲れるような爽やかな「騎士」になりたいものです。


今日の心がけ●相手を思いやりましょう
  

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2008年04月17日

そんなの関係ねー



そんなの関係ねー

 お笑いタレントの小島よしおさんのウリは、なんといっても「そんなの関係ねー」という叫びでしょう。

 これまであまり聞いたことも見たこともないセリフとしぐさに、いつの間にか覚えてしまい、何かのときについ言ってしまいたくなるものです。

 例年「流行語」として話題になる言葉は、その時代の特徴をどこか反映しています。この言葉が流行る意味を、どう考えたらいいのでしょうか。

 例えば自分が何かで失敗すると、つい誰かのせいにしたくなるときがあります。しかしそういう解決の仕方では、結果的に自分にプラスになることは何一つありません。本当は必ずどこかにミスがあるものです。

 そんなときに「でも、そんなの関係ねー」から「自分のどこかにミスがあったんだ」と、失敗を受け取れるように自分が変わっていけば、いつかは職場において大事な仕事を任せられるようになるものです。

 どんなことでも、自分にプラスに受け取れるようになりたいものです。


今日の心がけ●失敗からも学びましょう
  

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2008年04月16日

スランプとフォーム



スランプとフォーム

 野球やゴルフなどのスポーツ中継で、スランプ気味の選手に対して解説者がフォームの乱れを指摘するケースをよく耳にします。スポーツ選手にスランプはつきものですが、なにもスポーツに限ったことではありません。

 F氏はデスクワークを主な業務とする中堅社員です。パソコンに向かう時間が多いせいか、最近、どうも頭がスッキリせず、仕事の能率も上がりません。そういえば、家族や職場の人々に対する不満も起きてきました。

 氏はかつて入社時の研修で、先手の明るい挨拶、「ハイ」という気持ちのよい返事を心がける、使った用具は感謝をこめて後始末をするなどの大切さを学んでいました。しかし時は流れ、今はすべて疎かにしていることに気づいたのです。

 職場での基本動作を思い起こした氏は、翌日からまず明るい挨拶を心がけました。そして爽やかに一日の仕事をスタートさせ、スランプを克服したそうです。

 業種にかかわらず、社会人として誰もが持つべき基本的なフォームがあります。調子が振るわないときは、まずフォームを一つひとつ確認してみましょう。


今日の心がけ●基本動作を確認しましょう
  

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2008年04月15日

蜜蜂は従業員



蜜蜂は従業員

 栃木県のK養蜂【ようほう】園で養蜂業を営むK氏は、蜜蜂【みつばち】は人間と同様「大切な従業員」と言います。

 蜜蜂は、花の蜜を探し求めて4キロメートル四方を飛び回り、春から秋にかけて仲間同士で連絡を取り合い、実によく働きます。

 低温になると動けなくなってしまう蜜蜂のために、冬季は巣箱に布をかぶせ、出入口を小さくするなど防寒対策を同園ではきめ細やかに行なっています。

 社員はもちろん、製造過程で関係するすべてを大事に思う心が、質の高い製品を作っています。

 また、蜜蜂を巣箱ごと貸し出すユニークな事業も展開。蜂を社員と位置づけ大切にする心が顧客に伝わり、全国から貸し出し注文が寄せられています。

 私たちも職場では、感謝の気持ちを忘れないようにしたいものです。お互いを思いやり信じ合うことで心が一つになり、チームワークの取れる集団となっていくに違いありません。



今日の心がけ●感謝の心で接しましょう
  

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2008年04月14日

突き動かすエネルギー

突き動かすエネルギー

 大阪市内で会社を経営する石黒大圓【いしぐろだいえん】さんは、仲間と共に毎冬10月から3月までの金曜日の晩、約3時間かけて路上生活をするホームレスの人々に、寝袋を配る活動を始めて、6年が経過しました。

 「毎冬、約200人のホームレスが凍死・餓死等で亡くなる大阪。せめて寝袋の中で暖かい夢を見てもらいたい」という石黒さんには、辛い過去があります。

 平成元年、4歳の次男を白血病で亡くし、その8年後には最愛の妻を胃ガンで亡くすという不幸が続き、一時は鬱【うつ】状態にもなったそうです。

 「僕、何も悪いことしてへんのに・・・」という次男の言葉、「あなたと結婚できて幸せでした」と耳元で囁【ささや】いた妻の言葉が、氏の耳には今でも残っているそうです。

 毎月曜日には大阪駅前での炊き出しにも励む氏は、「愛する家族を救えなかった。だから凍え死ぬかもしれない人々を前にして、素通りはできない」と言います。

 物事に取り組む動機は色々ありますが、身近な人との絆【きずな】から生れるエネルギーは、私たちを根底から突き動かすものになるものです。


今日の心がけ●絆を大切にしましょう
  

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2008年04月13日

共働き妻のストレス



共働き妻のストレス

 家計経済研究所は2006年10月に、全国の27歳から47歳の女性に調査を実施。その中で、共働き女性1241人に関する調査結果を紹介しましょう。

 「少し過労気味と思う」は、「長時間常勤」の妻(週35時間以上勤務)も「長時間パート」の妻も、共に60%を超えました。

 それに対して、夫婦関係では大きな違いがあらわれました。長時間常勤の妻は、「夫婦関係に満足している」が
50%を占めるのに対して、長時間パートの妻は28.6%と少なく、むしろ不満を感じているのでした。

 不満の要因として考えられるのは、夫の家事・育児への貢献度です。休日の家事・育児時間を比較すると、長時間常勤の妻の夫は2時間19分に対して長時間パートの妻の夫は、1時間31分にとどまっています。夫の家事・育児への協力の度合いが、夫婦関係満足度に比例していることがうかがえます。

 時には家事分担を見直して「お願いすべきはお願いする」「協力できるところは協力する」の支え合い、助け合いを夫婦で、家庭内で実践していきたいものです。


今日の心がけ●家事分担を見直しましょう
  

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2008年04月12日

鮮度のよい朝礼



鮮度のよい朝礼

 活気あふれる声がこだまするA寿司店。一歩足を踏み入れただけで元気になれそうな明るい店内。その秘訣はトリプル鮮度だと、A社長は強調します。

 その三つとは、1.ネタの上質な鮮度。2.店内の鮮度(明るさ、清潔さ)。3.人(職人、店員)の鮮度です。食材と店の雰囲気がよいのは当たり前で、特に意識しているのが人材だといいます。

 人の鮮度は、お客様に対する鍛練【たんれん】された接客態度と、お客様があってこそ開店できるという感謝の深まりなどから、自【おの】ずとかもし出されるものでしょう。

 皆さんの職場で、毎朝実施している朝礼はどうでしょうか。気が緩【ゆる】んでくると、活気のない形式だけの朝礼となってしまいます。朝のスタートを切る朝礼の生命線は、その場に臨む社員が発する活気・元気といった「鮮度のよさ」です。

 開始一分前に、明るい表情はできているか、元気・活気をお互いに感化させる声は出せるか、動作は機敏【きびん】にできるかなどをチェックして、鮮度を引き出せるよう心したいものです。



今日の心がけ●お腹の底から声を出しましょう
  

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2008年04月11日

ギャル社長



ギャル社長

 2005年に、19歳で「シホ有限会社G-Revo」を設立した藤田志穂【ふじたしほ】さん。会社設立のきっかけは、見た目のイメージから生まれる世間の偏見でした。

 好きなギャルメイクやファッションに身を包み、高校生活を満喫【まんきつ】。しかし学校の外では、アルバイトの面接を受けても、外見だけで断られるなどの世間の目に疑問を持ちました。ギャルスタイルを貫きながら、周囲の目を変えるため、「高校三年間を無遅刻無欠席で過ごし、卒業時には答辞を述べる」を有言実行。

 卒業後は、ギャルのイメージ一新のため、大企業でバリバリ働くキャリアウーマンを目指しました。ところが、雇ってもらえる企業がなかったことで、ギャルが働ける会社づくりを決意。「ギャル革命」の熱き思いに協賛者も現れました。

 藤田さんは、メインであるマーケティング事業の他に、全国のギャル仲間と連絡を取り、同じ時間帯に各地で公園などを清掃するイベントも実施しています。

 見た目は当然大切ですが、それ以上に問われるのは中身です。「個性派」を自認する人こそ、周囲を納得させる実践を積み重ねていきましょう。



今日の心がけ●有言実行しましょう
  

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