2007年09月30日
9月30日(日) 職場の教養より

厄介者
ここ数年、日本近海では、エチゼンクラゲが大量発生し、漁場では魚の捕獲量が減るなど、漁業に悪影響を与えています。
東シナ海で生まれ、対馬海流に乗ってやってきた巨大な群が、底引き網や定置網に充満。漁業関係者はホトホト困っていました。
ところが、この厄介者のエチゼンクラゲが、宝の山に大化けしそうです。抗菌作用や保湿効果のある「ムチン」の一種が含まれていることが判明しました。
ムチンは、医療品や化粧品への応用が期待されていたのですが、化学的構造が解明できず、合成や大量生産は難しいとされていました。しかし三トンのクラゲから一キロの高純度ムチンを生産できるといい、製品化へのテストも始まりました。憎き悪役が正義の味方に転身しそうな雲行きです。
仕事の上でも、いろいろとトラブルの元であった人が最大の理解者になってくれた、というケースはよくあります。問題を真摯に受けとめ、解決していこうとする努力や誠意が相手に伝わり、災いを福に転じていくのです。
今日の心がけ●短所は長所と知りましょう
2007年09月29日
9月29日(土)職場の教養より

幸せを呼び込む法
ここ数年、企業の不祥事が次々と表面化し、お詫びの記者会見が日常化しています。これらの事件のキーワードは「嘘」「偽装」です。
二年ほど前、倫理研究所では日本人の倫理意識を調査するために「リンリ・リサーチ」を実施しました。インターネットを利用し、全国の10代から60代の男女より1200件の有効回答を得ました。
様々な設問の中で興味深かったのは、最も支持されなかった倫理観が「他人を信じる」だったことです。多くの不祥事が回答に影響しているのかもしれませんが、他人を信じることができない世の中は、なんと殺伐【さつばつ】としたものでしょう。
企業は安心と安全という「信用」を提供していくことが、社会に対する義務でしょう。甘えた気持ちは、不祥事を呼び込みかねません。
嘘のない企業活動を展開することは、なにも難しい話ではありません。小さな嘘を積み重ねず、ありのままの姿を見せるのです。それには、普段から真心を込めた美しい姿勢を取り続けていくことでしょう。
今日の心がけ●正直に生きましょう
2007年09月28日
9月28日(金)職場の教養より

報酬
静岡県にあるフリースクールの「デンマーク牧場こどもの家」では、家畜の世話や農作業を通して、子どもたちの生きる力を養っています。
学校や社会にうまく馴染めない子どもたちを全国から受け入れ、中学生から二十歳すぎまでの多くの若者が、ここから社会に巣立っていきました。
彼らが「ここでやるしかない」と決意するまでには、ある程度の時間が必要だといいます。田舎の空気を吸ったからといって、すべてが好転するわけではありません。
それが家畜を育てていくうちに、朝起きて夜眠る普通の生活ができるようになったり、現実から逃げないで仕事をやり遂げた自分を発見するなど、「育てられていたのは、実は僕たちだった」と自分自身で気づいていくのです。
私たち社会人にも、仕事を通して得る金銭以外に、人としての成長という大きな報酬があります。「この仕事によって自分は成長できる。楽しみでたまらない」という向上心を忘れたくないものです。
今日の心がけ●仕事を通じて自己成長しましょう
2007年09月27日
◆第240回経営者モーニングセミナー◆

日 時:9月26日(水)5:55~6:55
場 所:ひだホテルプラザ
参加社数:35社35名!
●会長代行挨拶…青豆淳【㈲ビィ・カンパニー】専任幹事
今朝は中津川市倫理法人会から多数ご参加いただきました。
先日の講演会で「何のために」ということを考えたことがありますか?といわれた。
自分は何のために働いているかと考えれば「幸せを手に入れるため、人の喜びを我が喜びとするため」に働いている。
倫理法人会は仲間作りをしているが「あいつに頼まれたら仕方がない」。そんな仲間作りがしたい。
●打江信夫さん【㈱打江精機】…ベトナム視察の話。
ベトナム(ハノイ・ホーチミン)→カンボジア→タイ(バンコク)へ行ってきた。
ベトナムの優位性
・安定的で高いGDP伸び率
・安定した政権
・勤勉な民族、宗教紛争が無い
・手先の器用さ、目の良さ
・人口構成が典型的ピラミッド型
・対日感情が友好的(対米感情も友好的)
ベトナムでは7社視察したが、教育熱心で、レベルが高かった。
●細江川朗子さん【㈱エイコク】
社長として会社を率いて19年になる。これも上司の指導のおかげ。
来春富山に新工場ができる。
●洞敏彦さん【十六銀行】
おかげさまで創立130周年。高山で66年間営業。
飛騨記念イベント 「三つの夢紡ぐコンサート」の開催
日 時:11月20日(火)会場18:30/開演19:00
場 所:高山市民文化会館
金融情勢は、平成14年初め頃よりいざなぎ景気、バブル景気を上回る景気回復が続いているが、実感できない。
ゼロ金利政策は経済混乱の要因となっている。
企業の発展は人づくりである。
●島宗平さん【第一建材】
最近読んだ本。「イチロー思考」何気なく手にした本だったが面白く、読んでしまった。
本の中の言葉
雑誌のインタビューで「『イチローさんだからあんなにヒットを打つことができる』という人がいますが…」という質問に答えて
「僕を天才という人がいますが、僕自身はそうは思いません。毎日血のにじむような練習を繰り返してきたから、いまの僕があると思っています。僕は天才ではありません」
「目標」というものに対するとらえ方を質問されて
「目標を設定してそこに到達すれば、そこで満足してしまって先に進む努力をしなくなるでしょう。満足は求めることの中にあるんです」
目標と目的の違いは何か?
目標:目的を達成するための一つ一つの段階 つまり通過点
目的:人生における最大(最終)の夢 一生かけてなりたい姿
自分としてもとても不可能と思われるような大きな目的を持ちたい!
【お知らせ】
◆地球のステージ4
日時:2007年10月8日(月)祝日
開演:午後1時30分(開場午後1時~)
場所:高山別院庫裏ホール
演者:桑山 紀彦さん(高山出身)
主催:地球のステージ高山実行委員会
共催:飛騨印刷・真宗大谷派高山教区仏教青年会
入場券:700円
高山別院教務所、市内大谷派寺院、伊藤薬局などのほか飛騨琢磨さんにもあります。
2007年09月27日
9月27日(木)職場の教養より

さっそうクラブ
聖路加国際病院の日野原重明【ひのはらしげあき】理事長(九五歳)は、「さっそうクラブ」というサークルを発案しました。「さっそうとした身のこなし」を念頭に、若々しい姿勢や動作を実践しています。
基本姿勢は、壁に後頭部、両肩、おしり、かかとをつけ、ズボンの脇の線に親指をあわせた状態です。
歩き方は
1. 下を向かず、目線はまっすぐ。
2. 腕は前に振るのではなく、後ろへ引くことを意識する。
3. 頭のてっぺんから糸で吊【つ】られているようなイメージで歩く。
4. ひざはしっかりと伸ばす。
5. かかとから着地する。
また、「日常動作をさっそうとすることは、全体的な健康にもつながる」とは、八一歳の現役形成外科医・平山峻【ひらやまたけし】氏の指摘です。健康だからさっそうとするのではなく、さっそうと動くから健康になれるという考えです。
「姿勢は気力の第一歩」です。年齢に関係なく、美しくさわやかな身のこなしで、元気いっぱいに業務に精励【せいれい】したいものです。
今日の心がけ●キビキビと行動しましょう
2007年09月26日
9月26日(水)職場の教養より

対象はお客様
あるデパートの時計売り場。300万円の時計が入っているケースの前で、男性客が一人、ずっと眺めています。しかし店員は誰一人として声をかけません。超高価な時計など、実際に買うはずもないと思っているのでしょう。
ある経営者は「働くということは、自分の成績を伸ばしたり実績を作ることが第一ではなく、お客様に『プレゼント』を差し上げる意識が大切」と言います。
売上が伸びない、よい企画が生まれないなど、「自分のため」の部分に神経が集中しているからこそ、仕事の壁に突き当たったり悩みが生じたりするのです。
プレゼントを差し上げるという意識を持てば、自然にお客様のニーズが見えてきます。先の店員のケースでいえば、いろいろな思惑【おもわく】を持つ人がいるのですから〈誰も買わないだろう〉などと最初から思い込みを抱【いだ】かず、タイミングを見ながら声かけをするべきでしょう。
働きの対象は、自分ではなく、あくまでお客様です。何が求められているかをモノサシに、どのように行動するかを自身に問い続けましょう。
今日の心がけ●目を外に向けましょう
2007年09月25日
9月25日(火)職場の教養より

開発する姿勢
神奈川県小田原市で寄せ木細工の木工所を営む露木孝作【つゆきこうさく】さんは、高齢者介護で使えるおもちゃを開発し、注目を集めています。
高齢者の介護は機械的な作業になり、受ける側もする側もストレスがたまりがち。ストレス解消のためにと箱根の伝統芸能を参考にし、手で回すこま、はしでつまむ五目並べ、積み木や絵合わせなど約50種類のおもちゃを作りました。
絵合わせは、動物や魚など身近な絵を使いながら親しみを覚えてもらい、文字合わせでは「うつくしい」「きれい」など心が和む言葉を使い、漢字にカナをふり記憶を刺激させるなどの工夫も施【ほどこ】されています。
「87歳の母が、孫とおもちゃで遊ぶようになって要介護度が『3』から『2』に下がった」と喜びを語る氏は、今後、医師の協力を得ながら、高齢者向けにおもちゃの難易度を示したものを作りたいという意気込みに燃えています。
私たちも、知恵と工夫を凝らしてお客様の動向を敏感に察知【さっち】し、心から満足してもらえる商品開発に力を注いでいきたいものです。
今日の心がけ●上昇志向を持ちましょう
2007年09月24日
9月24日(月)職場の教養より

片側あけ
エスカレーターを利用する際、東京では左側に並び、歩く人のために右側をあけることが定着しており、大阪ではそれが逆になることはよく知られています。
ところが、エスカレーターはステップ上に立ち止まって利用することを前提にしているため、歩くのは非常に危険だといいます。
確かに、朝夕の通勤ラッシュ時など、すり抜けざまに他【ほか】の利用者や荷物にぶつかり危険を感じることもあります。一つ間違えば大きな事故にもなりかねません。
しかしエスカレーターで片側があいている状況は、急いでいる人にとっては便利なところもあるというのは事実でしょう。
世の中は様々な事情が錯綜【さくそう】しているために、「このやり方が正しい」と決めつけるのは難しい部分もあります。様々な事情を解決するために必要なのは、お互いが相手の立場を理解することです。
日頃から自分の都合だけで事を判断するのではなく、異なった立場の人がいることに思いを馳せられるようになりたいものです。
今日の心がけ●相手の立場を理解しましょう
2007年09月23日
9月23日(日)職場の教養より

心の張り
会社員のA氏は、天候気候にたいする好き嫌いが仕事の能率や事業商売に大きく影響するという話を聞き、大いに反省しました。
A氏は特に雨の日や湿気の多い日が嫌いで、心に張りがなくなり、仕事の能率も上がりません。朝起きた瞬間から、会社に行くのが面倒になり、出社しても気の重い一日を送っていたのです。
気象条件によって刻々と変化する天候は、人間の力ではどうすることもできません。A氏は自身の力の及ばぬことに不満を持ち、晴れの日は好きで、雨の日は嫌いなどというのは、自分勝手なわがままであると知ったのでした。
日々変わっていく天候気候を、そのまま素直に受け入れることは、偉大な自然の力を敬【うやま】う実践に通じます。雨の日でも心に張りをもって仕事に打ち込めるようになったA氏の業績は大きくアップしました。
どのような天候気候であっても、喜んで受け入れることで心と体が軽やかになり、自然と周囲を和やかにしていくことができるのです。
今日の心がけ●天候の好き嫌いをやめましょう
2007年09月22日
9月22日(土)職場の教養より

心の砂漠化
Aさんはギスギスした毎日を送っていました。地位や名誉に捉【とら】われ、心は砂漠のようにカラカラになっていました。
周囲は物であふれ、生活が便利になればなるほど、心の潤いが枯渇【こかつ】していくのを感じていたAさん。仕事に対してあるのは義務のみで、働く喜びをまったく持てないでいたのです。
ある日、学生時代の先輩から「綺麗【きれい】なものは綺麗なものとして、そのまま受け止める。相手の長所は、素直に素晴らしいと評価する。すると不思議に今まで見えなかったものがみえてくるはずだ」とアドバイスされました。
私たちは家庭や仕事の中で、数え切れないほどの出来事に出会います。大切なことは、その中で見たもの聞いたものをそのまま素直に受け止め、素直に喜ぶことでしょう。
豊かな心を育【はぐく】むには、喜びを感じる時間をどれだけ持てるかです。心を砂漠化させないために、喜びと感謝の日々を積み重ねていきましょう。
今日の心がけ●素直な目を持ちましょう
2007年09月21日
9月21日(金)職場の教養より

職場での応対
会社で来客があった時の応対に「必ずこうすべきだ」という決まりはありません。大切なのは、相手に失礼にならないように考え、行動することです。
たとえば飲み物であれば、何を出すかは季節感や時間帯、年齢によって判断すればいいでしょう。暑い日であれば「冷たいお茶をお持ちしてもよろしいでしょうか」と聞き、「ええ、お願いします」と来客に受け入れてもらう双方のやり取りが、商談への空気を作る潤滑油にもなっていきます。
さらに大事なことは、「来客はその場にいる者全員で明るく迎える」という気持ちです。明るい丁寧な応対の積み重ねが、後でビジネスチャンスとなって返って来ることもあるのです。
繁栄している会社の共通点として、第一に明るい雰囲気があげられますが、明るさの象徴とされているものが「笑顔」です。笑顔で接することが、大きな価値を生み出していくのです。
笑顔あふれる人になり、お客様に好印象を与えていきたいものです。
今日の心がけ●笑顔で接しましょう
2007年09月20日
◆第239回経営者モーニングセミナー◆

◆日 時:9月19日(水) 5:55~6:55
◆場 所:ひだホテルプラザ
◆参加社数:19社20名
◆テーマ:会員スピーチ
●会長代行挨拶…岩花義治副会長
親孝行について。自分の命のもとは親である。親を大切にしないということは自分をも大切にしないということ。
親のいるうちにもっと親孝行すればよかったと思う。
●新会員紹介
・飛騨会計事務所 下呂事務所 古田様
・株式会社 オキタ 江守憲三様
・株式会社 洞口設備工業 洞口忠夫様
・株式会社 飛騨あずさ 中谷様
●会員スピーチ
◆井ノ下雄志さん…「てっぺんの朝礼」という本を読み、実際に居酒屋「てっぺん」に行ってみた。扉を開けようとする前に向こうから扉を開けてくれて元気のよい声で挨拶されてびっくり。カウンターには素直な気持ちで書かれた手書きの文字があった。
一人で来た私に、スタッフの方が通るたびに声を掛けてくれ、料理も量の多いものは一人前にしてくれた。
とても元気のよいお店で、店が感謝にあふれているという印象を受けた。お店の元気が自分に注入された感じだった。
また行きたい。
◆中澤澄夫さん…長野出身。高山に来て30年以上経つ。このたび高山にお墓を移し、娘の結婚を機に仏壇も買った。
お墓を移すために長野に向かう途中、両親のことがいろいろ思い出された。父は長女が誕生して4ヶ月経って亡くなったこと。母は自分が高校生の時に亡くなった。昔バナナは高級品で弟が風をひいた時に弟の分だけでなく兄弟3人分のバナナを母が買ってくれたこと…などを思い出した。両親のことを想うよい機会となった。
◆下田徳彦さん…(社)高山青年会議所の事業でコロラド州デンバーに行った。デンバーは高山市とは姉妹都市であり、高山JCとも2年前からデンバー市内のJCと姉妹JCとなっている。デンバーはロッキー山脈のふもとの美しい街で標高が1600メートルあり、「マイルハイシティ」とよばれている。アメリカに行って大いに感じるものがあったが、アメリカの素晴らしさと共に、日本というものの素晴らしさも再認識してきた。
◆田原邦治さん…親孝行の話しがでたので…。親孝行ということをずっと考えている。何が一番の親孝行なのか?結局のところ自分が元気で生きていることが親にとって一番の親孝行であると思う。
●連絡事項
研修委員会…11月20日 18:30 経営者ナイトセミナー開催 飛騨地域地場産業振興センター5F
2007年09月20日
9月20日(木)職場の教養より

商品は生きもの
Tさんはあるセミナーで、「自社で扱っている商品を、生きもののように大切にしていますか」と問われました。そして、長い間そのような心を持たずに商売してきたことに気づきました。
去年仕入れた商品の中に、売れないものがありました。自分が仕入れたにもかかわらず、あまり好きなものではなかったため、売れなくても仕方がないとの思いでその商品に接していたのです。
商品を販売することで会社が成り立つという大前提を忘れていたTさんは、すぐに倉庫に放り投げてあった商品を取り出し、愚かさを心から詫【わ】びました。
さらには商品を磨きながら、製造にかかわってくれた人々の苦労を思い浮かべ、改めて店に陳列し直したのです。
しばらくして、その商品を買ってくれる人が現れました。Tさんは、物は生きものであると改めて実感し、以来、商品を扱う時には徹底して商品に頭を下げ、言葉をかける人になったのです。
今日の心がけ●物を大切にする心を持ちましょう
2007年09月19日
9月19日(水)職場の教養より

集中できる場所
インターネットの検索エンジンを運営する、グーグル日本法人の村上憲郎【むらかみのりお】社長は、「仕事に読書を最大限生かしてきた」と言います。
今でもIT関連の学術書を中心に本を読む勉強時間を大切にしていますが、氏の時間確保のカギはトイレにあります。
自宅ではトイレに本棚を設け、書斎代わりにしています。「トイレは一人静かに集中できる場所なので、難しい本でもページが進みます。本がないと用が足せないほど、この習慣が染みついてしまいました」と語る村上社長。
読みたい本や、勉強しなければならないことがありながら、「まとまった時間がとれない」という人も少なくないでしょう。しかし工夫次第では、通勤途中でも昼休みでも、そしてトイレの個室でも貴重な学びの場となります。
村上社長の「習慣が染みついた」という言葉は傾聴【けいちょう】に値【あたい】します。一つのことに慣れ親しむというのは、貴重なパワーを生み出すものです。
自分なりに集中できる場所を見つけ、スキルアップの時間を持ちましょう。
今日の心がけ●「習慣を」パワーにしましょう

2007年09月18日
9月18日(火)職場の教養より

姿勢性症候群【しせいせいしょうこうぐん】
最近、アメリカの医学療法士によって、パソコンに向かう姿勢について、大きな警告がなされています。背中を丸め、前傾【ぜんけい】姿勢で顔だけをパソコンに向ける姿勢をとり続けていると、「姿勢性症候群」【しせいせいしょうこうぐん】になりやすいというのです。
「姿勢性症候群」とは、背中を丸めることで胸椎【きょうつい】が曲がり、椎体【ついたい】と椎体の間で衝撃を和らげる椎間板【ついかんばん】が前側に圧迫されてしまうことで起こる症状です。
この「姿勢性症候群」になると、背中や腕の神経に支障が出たり、重度の肩こりや手に痺【しび】れが生じたりすることもあります。
これらを防ぐには、デスクに肘【ひじ】を置いた時に肘が直角になるようイスの高さを調節したり、足をかかとまで地面にしっかりとつけることが大切。また足下【あしもと】に台を置くなどして、膝【ひざ】が腰掛け部より高くなるようにすると更に効果的です。
姿勢は、日常から意識していないと、どうしても悪くなりがちです。特に体が疲れてくると、きまって姿勢は乱れます。長時間にわたり仕事が続くときは、意識して自分の姿勢を見直しましょう。
今日の心がけ●正しい姿勢で生活しましょう

2007年09月17日
9月17日(月)職場の教養より

化粧室にて
A子さんが、デパートの化粧室で順番待ちをしていた時のことです。
化粧室の中はとても混雑しており、髪を整えたり化粧直しをする女性が、入れ替わり立ち替わりやってきました。中には、長時間かけて念入りに化粧を直し、混雑の原因を作っている人もいます。
その時、一人の女性がバッグからティッシュペーパーを取り出し、使い終えた洗面台の周りをキレイに拭き始めたのです。さらにその女性は、後ろに並んでいた人に対し、笑顔で「どうぞ」と声を掛けて立ち去っていきました。
その光景を見たA子さんは、〈本当に美しい人というのは、立ち居振る舞いが素敵なのだな〉と感激し、以来、何事にも心を添え、美しい振る舞いを心がけるようになりました。
礼儀とは、人を敬【うやま】い大切にする心であり、作法とはその心を相手に表現するための動作です。人間関係を円滑にするためにも、相手に不快感を与えないよう、まずは心を添えることから始めてみませんか。
今日の心がけ●相手を思いやる言動をとりましょう

2007年09月16日
9月16日(日)職場の教養より

「虫」と仲良く
Sさんは昔から、人前で満足に話すことができないというコンプレックスがありました。スピーチの前には過去の失敗が甦【よみがえ】り、不安感で萎縮【いしゅく】してしまいます。
精神医学の大家【たいか】であるフロイトは、無意識世界に巣くうコンプレックスを「虫」と呼び、押さえつけても自己主張して暴れ出すと言いました。そのことを知ったSさんは、暴れ虫を遠ざけるのはもうやめようと思ったのです。
押さえつけても、結局、虫は自己主張を始めます。それならばと、Sさんは「おとなしくしていてね」と虫の存在を認め、心の引き出しに居場所を作ってあげることにしました。
「虫は卑下することも、無理にポジティブに捉えることも好まない。ただ、認めてあげるだけでよい」という境地に至り、次第に不安感とうまく付き合えるようになったのです。
人は誰でも、コンプレックスという虫を持っています。この虫と仲良く付き合い、むしろ自己啓発のための「宝」として、大切に扱っていきましょう。
今日の心がけ●平静な心を築きましょう

2007年09月15日
9月15日(土)職場の教養より

家事の値段表
主婦のN子さんは「思春期を過ぎた子どもと暮らす私って、無給で働くペンションの女主人みたいだったわ」と振り返ります。
食事を用意して「ご飯できてますよー」と声をかけても、「いりませーん」と平気でキャンセルが入るか、誰も部屋から出てこないという日ばかり。掃除、洗濯など身の回りの世話をしても、家族からは何の反応も感謝の言葉もありません。
ある時N子さんは、ついに実力行使に出ました。キッチンやリビングに、朝食300円、夕食600円、洗濯一点につき100円…といった具合に、家事サービスに関する値段表を貼り出したのです。家族は「なにこれ、高すぎ!」と大騒動です。
そして、「手伝いで返すよ」などの様々な交渉が発生し、家庭内の親子・夫婦関係は大いに活性化したのでした。
あまりにも身近すぎて軽んじられがちな家事ですが、内を守らずして私たちの平穏な生活はありません。改めて感謝の念を表わしたいものです。
今日の心がけ●家事の大切さを見直しましょう

2007年09月14日
9月14日(金)職場の教養より

一日25時間
人の体には「体内時計」という、生きていくための時間割のようなものが備わっています。睡眠・食事・運動などの生活リズムをコントロールするのです。
その体内時計の一日の単位は、実際に人間が生活している24時間よりも1時間長い25時間の周期です。光も音も温度も変わらない中で生活をすると、25時間周期で寝たり起きたりするということです。
そして、そのズレは朝に太陽の光を浴びることで解消されます。「時計ホルモン」と呼ばれるメラトニンが分泌され、時間の情報を体中に知らせます。体内時計を一時間早め、24時間周期にセットするのです。
それ以外にも、朝食を摂【と】ったり、外出をしたり、他人【ひと】と接触することで、体内時計は調節され、体のリズムは整えられます。特に朝食の摂取は短時間で血糖値を上げ、一日のリズムを作りやすくしてくれるのです。
生活時間と身体時間が合っていないのは、常に時差ボケ状態のようなもので、極めて不健康です。太陽を浴び、朝食を摂り、体内時計を調整しましょう。
今日の心がけ●朝を大切にしましょう
2007年09月13日
9月13日(木)職場の教養より

この水いくら?
日本は豊かな水資源を持つ国です。しかし、異常気象等【など】により、いつ「水不足」が起こっても不思議ではありません。その予防策として節水は当然ですが、見方を変えて「水」をお金に換算してみることも意識の向上として効果的でしょう。
東京都では、標準的な一世帯四人家族の場合、トイレの洗浄一回で三円前後、シャワー三分間流しっ放しで一〇円ほどだそうです。洗濯などに風呂の残り湯を再利用すれば、約九〇リットルで二〇円強の節約になります。
水を商品として考え、どれほどの資源が必要になるかを考える時、改めてそのありがたさが実感できるでしょう。スーパーマーケットですべての水を買わなければならなくなったとしたら、あなたは遠慮なしに流しっ放し、出しっ放しにするでしょうか。
ものを見る角度を少し変えてみることが、新しい発見や気づきを得るキッカケともなります。凝り固まった状況に陥【おちい】った時、思い切って視点を変えてみることが現状打破の第一歩となるはずです。
今日の心がけ●見方を変えてみましょう




